こんにちは、Cheer-Ath-Up代表サンチェスです。
柔道整復師として整形外科で勤めながら、早稲田大学SHOCKERSやFALCONSを中心にチアリーディング競技に携えらせていただいています。
チアダンスチームの公演帯同(年2回)を2年ほど携わらせていただきました。
とはいってもサポート内容はチアリーディング7:チアダンス3ほどの割合でチアリーディングに偏っているのが現状です。
より細かく審美系アスリートやアーティストのケアができる人間になろうと芸術のくすり箱NEOというアーティスト・ダンサーのケアに力を入れている団体に所属しています。
チアリーディングでもそうですが、マイナーな運動というのは理解がされづらく『言ってもわからないだろうな』という気持ちでいる人が多く、ダンスに向けたリハビリがあることすら想像していない人が多いです。
そんな人がダンスに特化したようなリハビリも受けれると気づいて嬉しそうにする姿を見るとこれからも頑張ろうと感じます。
審美系スポーツ、ダンスについて
この競技やダンスでのいわゆる試合というのは、踊り(振り付け)をいかに完成度高く踊るか。というのが求められます。
決められた動きの完成度を追い求めていき点数をつけられる(審美)ということが他の競技との大きな違いです。
今よりもっと難易度の高い演技に挑戦できるようになるか、美しさ・ダイナミックさ・繊細さなどそれぞれの求められる基準にもっともっと近づけるようにするためにはどうしたらいいか。
と常に追い求めている世界です。
「身体表現」に求められる要素というのは非常に多種多様で、クラシックバレエや新体操のようにとても大きな柔軟性が求められるものや、器械体操のように異次元の力強さと共存した柔らかさが求められることもあります。
ケアをする、サポートをする側の難しさ
医療従事者やトレーナーサイドからは、「もう十分に柔らかいのにもっと柔らかくしたいと言われる」「一般的な筋力チェックをしても十分に力が強いのにもっと強くしたいと言われる」など理解がしづらいレベルを要求されることに困惑することでしょう。
その困惑がために、皆様のもっている力を活かしきれない事態が発生しやすくなります。
基本的に皆様の技術経験は十分なはずで、どうアプローチすればいいかわからないからお互いに満足度の少ない時間に終わってしまうことになるのです。
アプローチ例や必要なことが理解できれば、アーティスト・ダンサーがよりよい医療を受けれるはずです。
例えば、クラシックバレエでは「体重がかかった形」での足関節の最大底屈・背屈が必要になる。
正常可動域から逸脱した股関節を中心とした下肢の外旋可動域、脊柱の可動域が必要になる。
体重がかかる形での評価をして、足りない部分を補うような手技や運動療法を提供すればいいのです。
また、器械体操等では倒立には「胸を含む」とよばれる胸を少し丸めた形で体重を支えることが正しい倒立の形とされている。
それに向けて肩関節の柔軟性、肩甲帯のモーターコントロールといってもいいような筋力が必要になります。必要な体幹トレーニングや上肢のトレーニングもそういった形を作ったまま実践されるべきです。
チアダンス選手、ダンサーケアの考えること
審美系といってもやはりジャンルによってことなります。
器械体操、チアダンス、新体操、HipHopなどなどがありますが、専門的にサポートしたことがあるのがチアリーディング・チアダンス・クラシックバレエになるのでそちらについて書いていきます。
チアリーディングやチアダンスはともに実際の競技時間は短く(1分〜3分)です。
実際に練習風景を見ていると、基礎練に費やす時間が長くて基礎練自体の運動強度は少しだけ息が乱れる程度であることも多いです。
その中で「通し練習」ともなると100m走のような全力での運動をとめどなく振り付けに合わせて行っています。
チアでは観客を元気づける演技のために、チアスマイル・チアスピリット溢れる元気な姿での踊りが求められることがまたきつい点です。
特にチアダンスでは、バレエのような美しく優雅な要素の中で「元気づける」ためのパワフルな激しい振りが多い印象です。
そうなると通し練習では、「ゼエゼエ」と乱れる息と紅潮して苦しそうな顔を見せることもあります。
大会追い込み期や合宿、単独公演会など出場時間・持ち時間の長いイベントでは踊り続けることになりますので、ステージ裏で過呼吸になる選手も見ることがあります。
サポートさせていただいたチアダンスチームでは、単独公演会を開催し約2時間踊りっぱなしなることもありました。その中で出番が多い人などは出突っ張りだったり1日に何曲も構成をこなすことになります。
普段の練習に比べて他団体とのコラボ練習、普段踊らないジャンル(相手のダンス)をするなどもあります。
ダンス系であれば、スポーツ障害(使いすぎ)が多いものです。
種類によって少人数もしくは個人競技に近いもの、大人数でやるチアダンスだったりと種類によってやれる対策はまた変わります。
チアダンスなどでは部活やサークルでやっている場合は大会+説明会や学園祭などのイベントごとでみんなで演技したりと多忙な生活を起こっているのをよく見かけます。
その中でトレーニングやケアに時間を使うゆとりがない人も多いです。
その人たちが怪我なく競技者人生・アーティスト人生を歩んでいくためには、医療従事者・トレーナー陣、周りの人々の力添えが必要です。
皆様が一人で戦うことがないように、私ができることをしていこうと思っています。
パフォーマンスを通して観客を励ます皆様の輝かしい競技生活をCheer-Ath-Upに手伝わせてください。皆様を応援するCheer-Ath-Upがここにあります。